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土木工事の基礎知識!橋梁補強工事の必要性と工法をご紹介

こんにちは!兵庫県豊岡市を中心に、但馬地区などで活動する株式会社糸乗建設です。
弊社はICTなど最先端技術を取り入れた土木工事に携わっています。
地域の大事なインフラである橋は、経験がなければ老朽化の影響を見極めるのは難しいものです。
土木工事の仕事は人々の安全な日常生活を支えているため、設備の維持管理工法を知っておくと良いでしょう。
今回は土木工事の基礎知識として、橋梁補強工事の必要性と工法をご紹介します。

橋梁補強工事の必要性

橋梁
現存する橋梁は建設後50年を経過する割合が加速度的に高まるとされ、今後も共用し続けるには補強工事が必須です。
補強工事が必要な古い橋は、経年によるひび割れなどの劣化のほかに、現代の耐震基準も満たしていません。
そのため、地震が発生すると劣化部分の拡大や、倒壊などの危険を最小限に抑える必要があるのです。
橋梁の寿命を延ばすには、橋脚の耐震性や橋梁の立地条件、補強後の維持管理性などを考慮し適切な工事を行う必要があります。

耐震補強工法

耐震補強工法は橋梁の点検を行い、適切な補修・補強工法を選択します。
橋脚巻立て補強工法は、既存鉄筋コンクリートに炭素繊維シートや鋼板を接着する工法や、補強鉄筋を沿わせコンクリート打設やモルタルを吹き付け補強します。
床版下面補強工法は床版の下面に炭素繊維シートや鋼板を接着したり、補強鉄筋を沿わせポリマーモルタルを吹き付けたりして一体化する工法です。
落橋防止装置工法は地震などによる上部構造の落下防止に、橋台の拡幅や鋼製ブラケットを設置します。

橋梁の補修工法

橋梁の維持管理は構造物変状の種類や劣化要因、程度に応じて適切な補修工法や材料を選定します。
ひび割れは亀裂部分の幅や大きさ、状態に応じて低圧注入工法・シール材充填工法などの工法を採用します。
断面修復は左官工法・グラウド充填工法・吹付け工法などで修復する工法です。
マグネラインによる補強・補修工法はPP工法・PPMG-CR工法・PSR工法・PW工法・防錆工法などがあります。

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