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i-Construction(アイ・コンストラクション)GNSSって?

こんにちは、兵庫県豊岡市に拠点を置き、兵庫県但馬地域を中心に土木工事を行っております有限会社糸乗建設です。

 今日は、弊社も以前より取組み、注力しております「i-Construction(以下ICT)」について皆様に少しでも解りやすくお話させて戴きたいと思います。
ICT(情報通信技術)とは、PCだけでなくスマートフォンやスマートスピーカーなど、さまざまな形状のコンピュータを使った情報処理や通信技術の総称です。
よく知られる言葉に「IT(情報技術)」がありますが、ICTはITにコミュニケーションの要素を含めたものです。実際の意味はほぼ同じですが、国際的にはITよりもICTのほうが普及しています。
我々建設業はこのICTの全面的な活用(ICT土工)」等の施策を建設現場に導入することによって、全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指す取組であるi-Construction(アイ・コンストラクション)を進めています・・・・と言っても中々、なるほど❕とは行きませんね( ^^) と言う事で、現在糸乘建設が兵庫県豊岡土木事務所様より受注しi-Constructionとして施工中の現場状況をお伝えしながら、完成迄の流れやICT施工
についてご紹介していきたいと思います。(出来る限り定期的にアップ出来るよう頑張ります❕)

さて、初日の今日は、「GNSSによる出来形管理」について・・・。

↑先日新人のみずきさんが、測量し高さ設定した擁壁の型枠が外れたので、図面に指示された物が出来ているかを検測し確認します。ここからがICTの出番です。
  
↑事前に、ドローンによるUVA飛行測量により作成した3Dデーターを移行した、専用の端末と連動された器械(快速ナビ)にて、「GNSSによる出来形管理」を施します。ちなみに「GNSS」とはGNSS(Global Navigation Satellite System / 全球測位衛星システム)は、米国のGPS、日本の準天頂衛星(QZSS)、ロシアのGLONASS、欧州連合のGalileo等の衛星測位システムの総称です。

↑の写真の様に入職約半年の若手社員でも、十分取扱いできます。計画された高さや位置に構造物が存在しているのかすべてその場で確認できます❕従来型の測量ではこの作業に2~3人の労力と事前のアナログ的な座標計算、またその確認が必須でしたが、これらの活用により、ワンマン(この場合ワンウーマンでしょうか笑)での作業が可能となりました。弊社ではこれらのアイテムを惜しむ事無く取り入れる事により社員の残業・オーバーワークを限りなく減らし又より良い品質の「物創り」に役立てております。 

さて、次回は「マシンガイダンスって何?」みたいな感じで考えてますので、皆様ご拝読していただければ幸いに思います。 

                                                   

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